正客のお稽古

お点前のお稽古は
決まりがあり手順があり
ある意味
その通りに覚えればできます


「正客のお稽古」
という表現が
あっているかわかりませんが…


正客の問答や会話には
大まかなきまりはありますが
本にかかれている通りに
会話が進むことは…
まずないです


それでは
お互いにセリフになってしまいます 
それでは
たのしい一会にはなりません


会話はいきものなのです
その場の雰囲気やながれによって
かわります


同じメンバーで
お茶事を行なったとしても
その一会はその時限り
二度と同じ時間には
ならないですよね


だからこそ
その一会はとても貴重な
二度と味わうことのできない
大切な時間となります


その一会が楽しいものになるか否か
それは
正客の腕の見せどころでもあります
もちろん
亭主とともに、ですが


今回のお茶事では
正客にたくさんのお勉強を
してもらおうと思い
あるテーマを隠してあります


亭主との問答、会話をたのしんで
たくさんのヒントを
聞き出してください


最後にそのテーマの答えを
聞かせてくださいね

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